老後に家を売るべきか迷ったら?売却のメリットやデメリット、売却以外の代替手段をご紹介

2025年3月25日

老後 家を売る 戸建て

老後に家を売るという選択肢!メリット・デメリットを解説

老後に家を売ることは、ライフスタイルの変化や資金面でのニーズに応じた選択肢です。

老後に家を売ることで、まとまった資金を手に入れ、老後の生活費や医療費の負担を軽減できます。維持費がかかる大きな家を手放し、より小さな住まいに移ることで、生活の質が向上することもあるでしょう。

しかし、売却後の住まいの確保や、税金、手続きなどには、慎重に検討すべき点も多くあります。

ここからは、老後に家を売るメリットとデメリットについて詳しく解説します。老後の住まいと資産管理を見直すきっかけとして、売却が適しているのかを判断するためのポイントを押さえましょう

老後に家を売るメリット

老後のライフスタイルが変化する中で、家を売ることは多くの利点をもたらします。

老後 家を売る メリット

  • まとまった資金を確保できる

自宅を売却すれば、売却益を生活費や医療費、介護費用などに充てられ、経済的な安心感が生まれます。特に、年金だけでは生活が不安な場合、大きな資金を確保する手段として有効です。

  • 自宅の管理や維持費の負担がなくなる

固定資産税や修繕費、光熱費といったコストを削減できるため、老後の生活にゆとりが生まれます。さらに、庭や家の手入れが不要になり、体力的な負担も軽減されるため、より快適な日々を過ごせるでしょう。

  • 生活の質が向上す

売却した資金を活用し、利便性の高い地域やバリアフリー対応の住まいへ移ることも可能です。高齢者向けの賃貸住宅や介護施設へ住み替えることで、安全性や利便性を向上させる選択肢が広がります。特に、公共交通機関が発達している都市部に移住する場合、病院や買い物施設へのアクセスが容易になり、生活の質が向上するでしょう。

このように、老後に家を売ることで、経済的な安定と快適な暮らしを手に入れることができます。

老後に家を売るデメリット

老後に家を売ることには多くのメリットがある一方で、慎重に検討すべきデメリットもあります。

老後 家を売る デメリット

  • 売却後の住まい探し

現在の家を手放した後、賃貸物件への移住を考える場合、毎月の家賃負担が新たに発生し、長期的な視点での資金計画が求められます。また、高齢になると賃貸契約の審査が厳しくなるケースもあり、移住先の選択肢が限られる可能性もあります。

  • 家を売るときにかかる諸費用

家を売るときには、仲介手数料や登記費用、場合によっては譲渡所得税などの費用が発生します。売却価格が想定より低かった場合、これらの費用を差し引いた後に手元に残る資金が少なくなることも考えられます。特に、不動産市場の動向によっては、売却価格が大きく左右されるため、ベストな時期を判断することが重要です。

  • 家を手放す心理的負担

家を手放すことによる心理的負担も無視できません。長年住み慣れた家には、家族とのたくさんの思い出が詰まっています。

このように、家を売ることを決断する際は、費用面や今後の生活プランを総合的に考慮し、慎重に判断することが大切です。

老後に家を売る以外の主な選択肢を3つご紹介!

老後に家を売ることに抵抗を感じる方には、家を売らずに資産を活用する方法もあります。

例えば、住宅の価値を維持・向上させる「リフォーム」や、所有権を売却しながら住み続けられる「リースバック」、そして自宅を担保にお金を借りる「リバースモーゲージ」などがあります。

これらの選択肢は、老後に家を売ることなく、生活の質を保ちながら資産を有効活用できる方法ですが、それぞれのメリット・デメリットを十分に理解し、ライフスタイルや目的に合った方法を選ぶことが重要です

次に、これらの選択肢について詳しく見ていきましょう。

1. リフォーム

老後に家を売ることに抵抗がある場合、リフォームは有力な選択肢となります。

老後 家を売る リフォーム

特に、バリアフリー改修や耐震補強を行うことで、今の住まいをより安全で快適な環境に変えることが可能です。家を売らずに住み続けるため、これまでの思い出や地域のつながりを大切にしながら、老後の生活を充実させることができます。

リフォームの大きなメリットは、住み慣れた環境で快適に過ごせる点です。手すりの設置や段差解消を含むバリアフリー化は、高齢者にとって安心して生活できる環境が整います。さらに、国や自治体が提供する住宅改修補助制度を活用すれば、一定の条件を満たすことでリフォーム費用を抑えることができます。ただし、リフォームの内容によっては高額な費用がかかる場合もあるため、計画的に進めることが大切です。

老後に家を売る選択肢と比較し、リフォームが費用対効果の面で適しているのかどうか、将来の生活設計を考慮しながら慎重に決めると良いでしょう。

2. リースバック

老後に家を売る選択肢の一つとして、リースバックの活用もあります。

老後 家を売る リースバック

リースバックでは、自宅を売却してまとまった資金を得ながらも、そのまま住み続けることができます。売却後は賃貸契約を結ぶため、引っ越しの手間を省き、長年住み慣れた環境を変えずに資金を確保したい方に適した選択肢と言えるでしょう。

ただし、リースバックにはデメリットもあります。まず、売却価格が市場価格よりも低くなることが多く、資産価値と実際の売却価格にギャップが生じる可能性があります。また、賃貸契約となるため、家賃の支払いが発生し、将来的には家賃の負担が続くことになります。さらに、契約期間の更新が保証されないケースもあり、長期的な住まいの安定性が不確実な点も考慮しなければなりません。

リースバックのデメリットについては、以下の記事で詳しく解説しています。
家のリースバックでデメリットを回避する方法!後悔しないためのポイントを解説

リースバックを選ぶ場合は、売却額と家賃のバランスを考慮し、将来的な住まいの計画を立てることが重要です。契約内容や家賃の変動リスクを事前に慎重に確認し、リースバックが本当に自分にとって最適な選択肢かを見極めましょう。

3. リバースモーゲージ

リバースモーゲージは、老後に家を売ることなく生活資金を確保する方法として注目されています。

老後 家を売る リバースモーゲージ

リバースモーゲージは、自宅を担保に融資を受け、元金の返済を原則不要とする仕組みです。借入金は契約者の死亡後に家を売ることで返済されるため、老後の資金を安定的に確保しながら、自宅に住み続けられる点が魅力です。

ただし、リバースモーゲージにもデメリットがあります。まず、融資対象となる物件に制限があり、地域や物件の条件によっては利用できないことがあります。また、金利が比較的高めに設定されているため、借入金が予想以上に増えるリスクもあります。

さらに、契約内容によっては、契約者の死亡後、配偶者が生存していても自宅の売却を求められるケースがあります。そのため、家族と十分に話し合い、契約の細部まで理解したうえで利用することが大切です。

リバースモーゲージは、老後資金の確保と住まいの維持を両立できる方法ではありますが、利用の際は慎重に検討しましょう。

老後の家売却において知っておくべき注意点

老後、家を売るには、慎重な準備が欠かせません。

売却には仲介手数料や税金などの諸費用、譲渡所得税などが発生し、予想以上に手元に残る資金が少なくなることがあります。特に、譲渡所得税は売却額によって異なるため、事前にしっかり計算し、税負担を把握しておくことが重要です。

また、家を売るタイミングによって価格が大きく変動するため、市場の動向を見極めることも重要です。売却後の住まいをどうするかを決めていないと、予想外の生活費負担が生じることもあります。そのため、計画的に進めることが大切です。

ここからは、これらの注意点を詳しく解説し、スムーズに家を売るためのポイントをご紹介します。

家を売るときに発生する費用と税金

老後に家を売る場合には、予想以上の費用や税金がかかることを理解しておくことが大切です。

まず、家を売るときには、仲介手数料登記関連費用などが発生します。また、売却益に対して課税される譲渡所得税は、所有期間が短いほど税率が高くなるため、事前に計算し適切な対策を講じることが重要です。

さらに、住み替え時の引越し費用や、家を売る前に必要な修繕費用、ハウスクリーニング代など、予期せぬ費用が発生する場合もあります。

これらの費用を考慮して資金計画を立てることが、老後に家を売るときの重要なポイントです。税負担を軽減するための特例制度も活用できるため、専門家に相談しながら最適な方法を検討すると良いでしょう。

家の売却時に利用できる特例制度については、以下の記事でご紹介していますので、あわせてご覧ください。
家の売却の確定申告が不要なケースや利用できる特例について解説!

老後 家を売る 費用

老後に家を売る最適なタイミング

老後に家を売る際の最適なタイミングは、不動産市場の動向と自身のライフステージを考慮することが大切です。特に、不動産市場が盛んな春と秋の時期は、売却価格が高く、取引がスムーズに進む傾向があります。加えて、経済状況や金利の変動にも留意し、市場が活発な時期を見極めることが大切です。

また、家を売る場合は、前述の特例制度を上手に利用することで、大幅な節税に繋がります。これらの特例制度を利用するには、例えば「転居してから3年目の年末までに家を売る」など一定の要件がありますので、これらの要件を満たすように家を売るタイミングを考えましょう。

これらの要素を踏まえたうえで、老後に家を売る最適なタイミングを判断することが、後悔のない選択につながります。

引越し先を慎重に決める

老後に家を売る場合は、次の住まいを慎重に選ぶことが重要です。売却後の住環境によって生活の質や費用負担が大きく変わるため、計画的に決定しましょう。

選択肢としては、賃貸住宅、高齢者向け住宅、家族と同居する方法などがあります。

賃貸住宅に移住する場合、家賃負担が無理のない範囲か、契約条件や更新時の条件を事前に確認することが大切です。高齢者向け住宅では、介護サービスが必要な場合に備えた施設も多く、安心感があります。家族と同居する場合、生活スタイルや負担を事前に話し合い、お互いに無理なく生活できるかを確認しましょう。

それぞれの選択肢にメリット・デメリットがありますので、老後の生活設計に合った最適な住まいを選ぶことが大切です。

老後 家を売る 引越し

健康なうちに家を売る

老後に家を売る場合、できるだけ健康なうちに決断することが非常に重要です。

高齢になると、体力や判断力の低下により、家の売却や引越しが大きな負担となります。また、認知症が進行すると意思決定が難しくなり、自分の希望や条件を反映した取引ができなくなる恐れもあります。そのため、元気なうちに家を売ることを考えましょう。

家を売ると早めに決断すれば、希望するタイミングで取引を進めやすく、住み替え先を慎重に選ぶことができます。また、成年後見制度を利用することで、判断能力に不安がある場合でも、家の売却や管理をサポートしてもらえます。

成年後見制度については、以下の記事もあわせてご覧ください。
認知症になったら自宅売却は可能?成年後見制度を活用した売却方法とは

高齢になってから慌てて家を手放すのではなく、余裕を持った準備を心がけることで、老後の生活をより安心して過ごせるでしょう。

老後に持ち家を売却するなら、不動産のプロに相談!

老後に家を売る場合には、専門家のアドバイスを受けると心強いでしょう。

老後 家を売る 専門家

家を売るには、適正価格の見極めや税金対策など、事前に検討すべきポイントが多く、専門的な知識が必要です。そこで、不動産会社税理士ファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談することで、最適なアドバイスを得ることができます。

不動産会社に相談すれば、市場相場に基づいて適正価格を判断してもらい、スムーズな売却をサポートしてくれます。また、税理士に相談すれば、譲渡所得税の軽減措置や特例の活用方法を知り、適用可否を確認できるため、余計な税負担を減らすことができます。さらに、ファイナンシャルプランナーとの相談では、売却後の資産運用や生活設計について具体的なアドバイスを受けることができ、老後の生活を安心して設計することができます。

老後の住み替えは人生の大きな転機となるため、慎重な計画が欠かせません。専門家の知見を活用し、自分にとって最適な売却方法を選びましょう。

老後に家を売るかどうかお悩みの方は、あきやの未来にご相談ください

老後の住まいをどうするかは、多くの方にとって重要な決断です。家を売ることでまとまった資金を得られますが、税金や手続きの負担を考慮すると、簡単には決められないことも多いでしょう。そのような場合は、不動産の専門家に相談し、自分にとって最適な選択肢を見極めることが大切です。

老後 家を売る あきやの未来

あきやの未来(常総・筑西・坂東・桜川・つくば店)では、地域に密着したサポートを通じて、老後に家を売る方々のニーズに応じたアドバイスをご提供します

老後に家を売るべきか迷っている方は、専門家の意見を取り入れながら、慎重に判断しましょう。気軽に相談できる窓口として、あきやの未来をぜひご利用ください。