土地を売ろうとお考えの方へ!土地売却の手続きについてご紹介します!
実家の売却をお考えの方に知っていただきたいのが土地売却の手続きについてです。
そこで今回は土地を売却する手順、成功させるポイント、トラブルを避けるポイントについて紹介します。
知っていると必ず役に立つのでぜひ参考にしてみて下さい。
□土地を売却する手順についてご紹介!
土地を売却する手順は大きく10個あります。
1つ目は土地の相場を調べることです。
不動産会社の査定前に自分で相場を把握しておくことで、査定結果の金額を判定できます。
少しでも高く売却できるようにするために、土地の相場を把握しておきましょう。
相場を調べる際には、国土交通省の土地総合情報システムや標準地・基準値検索システム、全国地価マップを利用してみましょう。
2つ目は不動産会社に査定依頼をすることです。
査定には現地訪問しないで簡易的に査定を行う簡易査定と現地訪問をして調査をした上で査定を行う訪問査定があります。
自分の希望に合った査定方法を選択しましょう。
3つ目は媒介契約を締結することです。
媒介契約とは、土地売却の仲介を不動産会社に依頼するときに締結するものです。
媒介契約には一般媒介契約、専任媒介契約、専属専任媒介契約の3種類があります。
どの媒介契約が良いのかは、ご自身の状況によって異なりますので慎重に選択しましょう。
4つ目は土地の測量をして境界線を確定させることです。
土地売却において所有地の境界線を示す境界標と測量図を購入者に確認してもらわなければいけないため、境界線は確定しておきましょう。
土地の測量は、土地家屋調査士に依頼して測量をしてもらいましょう。
5つ目は売り方の戦略を立てることです。
不動産会社が売主の売却希望条件を把握し、最適な戦略を提案してくれます。
売主は戦略を建ててもらうために自身の希望を詳細に伝えることが重要です。
6つ目は不動産会社が販促活動を行うことです。
不動産会社の販促活動は、広告を出したり、物件を紹介したりすることです。
売り主は不動産会社が販促活動中に売主は不動産会社から定期的に提出される販促活動報告についてしっかり確認し、問題があれば指摘しなければなりません。
7つ目は土地購入希望者と条件交渉をすることです。
この条件交渉は、不動産会社が仲介してくれます。
条件交渉がまとまれば、売買契約書の草案を不動産会社が作成し、売主と購入希望者の確認を経て完成させます。
8つ目は契約を締結することです。
売買契約は、不動産会社に売主と買主が集まり、売買契約を締結するパターンが多いです。
集まる事が難しい場合、不動産会社が売主と買主それぞれの自宅へ契約書を持っていく持ち回り契約も可能です。
9つ目は決済・引き渡しを行うことです。
買主が売主に対して土地の成約金額を支払い、売買取引が完了します。
決済・引き渡しは、司法書士や金融機関の担当者立ち合いのもと行われます。
10個目は確定申告を行うことです。
土地を売却して利益が出た場合には税金がかかるため、確定申告が必要です。
課税対象となる利益は譲渡所得と呼ばれ、土地の売却金額から取得費と譲渡費用を引いて計算できます。
譲渡所得がプラスになった場合は確定申告が必要です。
□土地売却を成功させるポイントをご紹介!
地売却を成功させるためのポイントについて6つ紹介します。
1つ目は土地売却の流れを把握することです。
まずは手続きの流れを把握したうえで、計画的に進めることが大切です。
手続きの流れは前章で詳しく説明したので確認してみて下さい。
2つ目は土地の用途地域・状態を確認することです。
土地には国土を計画的に利用するためにそれぞれにあった土地利用が求められます。
あらかじめ用途・状態を把握しておかないと、その土地に希望の建物が建てられない可能性もあります。
3つ目は必要書類等を早めに準備することです。
土地売却の手続きには、ステップごとにさまざまな書類が必要であるため、必要書類は早めに準備しましょう。
また契約書、図面、権利証などはいつでも見られるように用意しておきましょう。
4つ目は自分にあった取引方法を選ぶことです。
土地の取引方法は仲介、買取り、個人売買があります。
取引方法は一般的に仲介が選ばれるのですが、少しでも早く売却したい、物件が売却しにくいなどの事情がある場合、買取りが選ばれます。
仲介で一定期間売却活動をして買い手が見つからなければ途中から買取りを選ぶというケースもよくあります。
自分にあった方法を選びましょう。
5つ目は土地売却のタイミングを見極めることです。
一般的に不動産が売れやすいタイミングは新年度や新学期の準備時期の1から3月と言われています。
売却を急ぐ事情があるときは、自分にとって最適の時期に売りに出すようにしましょう。
時間的に余裕がある場合は、購入したときよりも高値になっているタイミングを見極めて売りに出しましょう。
6つ目は土地売却にかかる税金や費用を把握することです。
土地売却にはさまざまな税金や費用が必要です。
どのくらいの金額がかかるのか把握しておけば、売却益を予測できるので、売り出し価格や最低売却価格をどのくらいで設定すれば良いのかが見えてきます。
□トラブルを避けるポイントをご紹介!
トラブルを避けるために、注意することを2つ紹介します。
1つ目は境界確定測量を行い、正確な土地の面積を把握することです。
買主にとっては境界に関する問題を避けるため、境界確定された土地を好みます。
境界確定測量には時間も費用も必要なので、土地の売却に測量が必要かどうか不動産会社に相談しましょう。
土地の境界確定・測量を行う場合には、土地家屋調査士に依頼します。
全ての隣接地との境界が確定したら、新しい境界標を埋め込んで測量を行います。
2つ目は契約不適合責任について把握しておくことです。
土地を売却したあとに、土壌汚染や地下埋設物などが見つかった場合には、売主は損害賠償などの責任を負うことを契約不適合責任といいます。
契約不適合責任では隠れた瑕疵を明らかにした上での土地の売却をしなければなりません。
土地の瑕疵は、見た目だけではわからないので注意が必要です。
□まとめ
今回は土地を売却する手順、成功させるポイント、トラブルを避けるポイントについて紹介しました。
常総市、筑西市周辺で土地売却をお考えの方は参考にしていただけると幸いです。
何かご不明な点がございましたら当社までお問い合わせください。
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