1年以上売れない家は値引きすべき?不動産会社が教える売却のコツ
1年以上売れない家だからといって、すぐに値引きする必要はありません。まずは売れない原因を確認し、価格が相場より高い場合に値下げを検討しましょう。立地や建物の状態、内覧時の印象、不動産会社の販売活動などに原因がある場合は、値引きだけでは売却につながらない可能性があります。
1年以上売れない家を売却するには、現在の販売状況を振り返り、何が購入の妨げになっているのかを見極めることが大切です。
この記事では、1年以上売れない家の主な原因や売却するための対策、値引きを検討するタイミングについて解説します。売却価格を下げる前に確認しておきたいポイントも紹介しますので、長期間売れずに悩んでいる方は参考にしてください。

1年以上売れない家の理由とは?不動産売却が進まない原因を解説
1年以上家が売れない理由はその家の事情によっても異なりますが、値引きの前にまずは売れない原因を明らかにすることが重要です。
| 売れない原因 | 具体例 |
| 立地条件 | 駅から遠い、周辺施設が少ない |
| 建物の老朽化 | 築20年以上、設備の劣化 |
| 内覧時の印象 | 整理整頓不足、生活感が強い |
| 不動産会社の販売力 | 広告掲載や販売活動が不足している |
| 価格設定 | 相場より高い価格で売り出している |
代表的な例では「立地条件の悪さ」が挙げられます。最寄り駅から遠い、近隣に病院や教育機関が少ない立地の一戸建ては、ファミリー層には不人気です。値引きしてもなかなか成約には至らないケースもよくあります。
また、築20年以上で「老朽化が著しい」「内覧時の印象が悪い」などの理由で、1年以上売れない家もあります。特に、現在住んでいる住宅の売却の場合、整理整頓や清掃が行き届かずに古い・清潔感がないなどといった悪い印象につながることも多いのです。
家以外の原因として、不動産会社の担当者が積極的に販売活動をしていなかったり、販売戦略に問題があるなど、不動産会社が原因の場合もあります。
そして、1年以上売れない家の中には「価格」が原因の場合もあります。周辺物件の相場より高い場合は、値引きの検討も必要です。ただし、価格以外に原因がある場合には、値引きしても1年以上売れないケースもあります。
1年以上売れないと焦りや不安でいっぱいになると思いますが、適切な対策を講じるためにも原因をしっかり把握しましょう。
1年以上売れない家を放置するとどうなるのか?

1年以上売れない家をそのままにしていると、建物の状態が悪化したり、売却にかかる負担が増えたりする可能性があります。具体的には、次のようなリスクが考えられます。
- 建物の劣化
空き家の状態が続くと、雨漏りやカビ、設備の故障などが発生しやすくなります。 - 築年数の経過
売却活動が長引くほど築年数も古くなり、購入希望者から見た物件の魅力が下がる可能性があります。 - 維持管理の負担
定期的な清掃や草刈り、設備の点検などが必要となり、手間や費用がかかります。 - 売却条件が悪くなる可能性
建物の劣化や築年数の経過によって、売却価格の見直しが必要になったり、買主が見つかりにくくなったりする場合があります。
また、1年以上売れない家だからといって、すぐに値引きを繰り返すのも得策とはいえません。まずは売れない原因を確認し、価格が問題であれば相場に合わせて値引きを検討することが大切です。反対に、価格以外に原因がある場合は、販売方法や不動産会社の対応を見直したほうがよいでしょう。
1年以上売れない家の値引きを考える際も、原因を整理したうえで判断することをおすすめします。
1年以上売れない家を値引きする前に「売れる家」にする対策をご紹介
売れる家にするための方法を4つご紹介します。1年以上家が売れない理由がわかったら、値引きをする前に対策を講じましょう。
| 売却を成功させる方法 | 期待できる効果 |
| 周辺環境の魅力をアピールする | 立地のデメリットを補いやすい |
| 内覧時の印象を改善する | 購入希望者の評価向上につながる |
| 不動産会社を変更する | 販売戦略の見直しができる |
| 不動産会社に買取を依頼する | 短期間で売却できる可能性がある |
1年以上家が売れない状態が続くと焦らずにはいられませんが、前述のように値引きだけが売却の近道ではありません。
長期にわたって成約に至らない原因は価格以外にもありますので、安易に値引きするのではなく、状況にあった対策が求められます。例えば、立地条件がネックとなっている物件と内覧時の悪い印象を払拭したい物件では、対応が異なります。
ここからは、1年以上売れない家の売却を成功させる方法について解説します。

立地条件や周辺環境の強みを活かし、1年以上売れない家の魅力を高める
1年以上家が売れない理由として立地の悪さが考えられる場合、値引きに踏み切る前に、周辺環境の魅力を上手にアピールすることがポイントです。
駅から距離がある場合でも、スーパーやドラッグストアへのアクセスがいい場合は十分なメリットとなります。また、「駅から離れている=静かな環境」というケースも多く、これもまたその家の大きな魅力と言えるでしょう。周辺物件に求められているニーズを把握することが大切です。
こうしたポイントを上手に不動産会社に伝え、買い手の興味をひくように販売活動をしてもらうことで、1年以上売れずにいた家でも値引きに頼らずに売却できる可能性が出てきます。
内覧時の印象を改善して、1年以上売れない家の成約率を上げる
1年以上売れない原因が内覧時の印象にあると考えられる場合、家全体の清潔感を意識した室内改善がポイントです。
例えば、物を出しっぱなしにしない・見えるところに置かない、というだけでも、スッキリとした家になります。また、水回りの清潔感もポイントで、ハウスクリーニングに依頼するのもおすすめです。この2点だけでも意識することで、1年以上売れなかった家が成約に至るケースがあります。
また、ペットがいる家や喫煙者がいる場合は、ニオイ対策も重要なことを忘れてはいけません。
このように、こまめな清掃や専門業者によるクリーニングによって、1年以上売れない家でも印象を変えることができます。値引きをする前に検討したい改善策のひとつです。
1年以上売れない家は不動産会社を変更すべき?見直しの判断ポイントを解説
1年以上にわたって家が売れない場合、不動産会社に原因があるケースもあります。担当者との関係性に不満がある場合はもちろん、1年以上売れないことを考慮したときに不動産会社の販売活動に問題があると考えられる場合、別の会社に変更することも検討すると良いでしょう。
不動産会社にはそれぞれ得意分野があります。名がよく知られている会社でも、中古物件の売却実績が豊富とは限りません。中には長期にわたって売れない家を得意とする会社もあります。
不動産会社を変えた後に値引きを打診される例もありますが、現在の不動産会社で1年以上売れない家の値引きを検討する前に、まずは他の不動産会社をいくつかあたり、別の不動産会社に依頼して販売活動を再スタートしてみるのも良いでしょう。
1年以上売れない家は不動産会社の買取も検討
不動産会社に仲介を依頼したのに1年以上も家が売れない場合、値引きの前に思い切って不動産会社に買取を依頼するのも選択肢のひとつです。
家の売却においては、不動産会社に買い手を探してもらう「仲介」という方法が一般的ですが、不動産会社に直接家を買い取ってもらう「買取」という方法もあります。
買取は決着スピードが早いのが特徴で、1年以上売れない家でも早ければ1ヶ月で買い取ってもらうことも可能です。
仲介時に設定した価格よりも値引きとなる場合もあれば、思ったよりも高額で売却できるケースも少なくありません。買取では、不動産会社が買い取った物件を再販売するため、仲介よりも売却価格が低くなる場合があります。一方で、買主を探す必要がないため、売却までの期間を短縮しやすい点がメリットです。
最後の手段!1年以上売れない家は値引きでの売却も視野に入れよう
最後の手段として値引きを検討してみましょう。

1年以上売れない家でも原因にあった対策を講じることで、売れる家にすることは可能です。しかし、さまざまな対策を講じてはみたものの、それでも1年以上売れなかったという家の場合は、いよいよ値引きを検討しましょう。
とはいえ、ただやみくもに1年以上売れない家を値引きするのではなく、まずは周辺の物件の相場を調べながら適切な価格設定を探ります。過去の成約実績をもとに価格を検討し、段階的に値引きすることで損失を最小限におさえながら売却活動を進めると良いでしょう。
また、値下げのタイミングは重要です。一般的に、不動産取引が活発になる1月〜3月に合わせて値引きを行うことで、多くの買い手にアピールできます。価格だけでなく値下げの時期も参考にしてみてください。
値引きは最終手段ではありますが、適切に値引きを行うことで、1年以上売れない家を売却することができます。
| 状況 | おすすめの対応 |
| 問い合わせがほとんどない | 価格設定の見直しを検討する |
| 問い合わせはあるが内覧につながらない | 写真や広告内容を改善する |
| 内覧はあるが購入申込みがない | 室内の印象改善や価格調整を行う |
| 対策を講じても1年以上売れない | 段階的な値下げを検討する |
| 早期売却を優先したい | 不動産会社による買取も検討する |
1年以上売れない家の売却や値引きでお悩みなら、不動産会社あきやの未来へ!
家の売却でお困りごとがございましたら、あきやの未来(常総店・筑西店・坂東店・桜川店・つくば店)にお任せください。

今回の記事では、1年以上売れていない家を売るための対策や値引き戦略についてご紹介しました。これまでご紹介しました通り、1年以上売れない家には何かしらの原因があります。さまざまな方向から可能性を探ることで、1年以上売れない家でも売却することは可能です。
あきやの未来では、通常の仲介による売却だけでなく、買取にも対応しています。仲介での売却が難しい場合や、なるべく早く売却したい場合、でも、お客様の希望に応じた解決策を提供します。また、他社では対応が難しい物件の売買も対応可能です。
お客様一人ひとりのご要望に応じた最適なアドバイスを行いながら、適切な価格設定から売却まで丁寧にサポートいたします。
家の売却が1年以上進まずにお困りの場合でも、あきやの未来にお任せいただければスムーズに対応いたしますので、お気軽にご相談ください。








