持ち家で転勤!子なしの場合にまず最初に確認しておきたいこと
持ち家は転勤時、子なしの夫婦の場合はどのようなことを最初に確認すべきなのでしょうか。
いざ転勤が決まると、非常に忙しくなります。通常の業務に加えて、仕事の引き継ぎや転勤先の情報収集、引っ越しの準備などが必要になるからです。さらに、持ち家をどうするかについても考えなければなりません。転勤はライフスタイルが大きく変化しますので、持ち家についてはもちろん、一緒に引っ越すのか、単身赴任にするかなどについても、ご夫婦でしっかりと話し合い、選択をすると良いでしょう。
ここでは、持ち家のある夫婦子なしで転勤が決まった際に、最初に確認すべきポイントについて、不動産売買の実績が豊富なあきやの未来が詳しくご紹介します。
1、転勤の期間
持ち家のある夫婦子なしで転勤が決まった場合、まず最初に転勤期間がどのくらいなのかを確認する事をおすすめします。
転勤が1年程度の比較的短期である場合、賃貸に出しても入居者を見つけにくいため、単身赴任が良い場合もあります。
(もちろん、短期でもご夫婦でお引っ越しされる方もいらっしゃいます。)
逆に長期の場合や、今住んでいる地域に戻らない可能性が高い場合は、売却や賃貸などの選択肢のメリットが大きくなる可能性があります。
このように、夫婦子なしで転勤が決まった場合の持ち家の対処は、転勤期間が深く関わりますので、早めに確認しておくと良いでしょう。
2、生活費や支給される補助の有無
持ち家のある夫婦子なしで転勤が決まったら、補助の有無を確認しましょう。
一部の企業では、以下のような補助が用意されていることがあります。
- 住宅補助
- 帰省手当
- 引っ越し費用
- 生活補助
例えば、「単身赴任の場合は月3万円」や「家族で引っ越す場合は引っ越し補助20万円」など、補助の有無や内容によって、単身赴任か夫婦で引っ越すか、帰省の頻度をどうするかなどをイメージしやすくなります。また、企業によっては社宅が用意されている場合もあり、賃貸物件を選ぶよりも経済的な選択となることがあります。
補助を受けるには条件があることがありますので、夫婦子なしの持ち家で該当するかどうか、就業規則などを確認してみましょう。
3、夫婦の希望
持ち家のある夫婦子なしで転勤が決まった場合、「夫婦で引っ越すか」「賃貸に出すか売却か」など、夫婦それぞれの希望を確認することも大切です。例えば、「自分は単身赴任がいいけど、妻は一緒に引っ越したいと考えている」など、意見が一致しない場合は、お互いの考えを尊重しながら、じっくりと話し合いを重ねて決めることが大切です。
夫婦子なしの場合、子どもの転校などを心配する必要はありませんが、夫婦子なしでの転勤だからといって軽率に決断せずに、お互いの希望や懸念を共有することで満足のいく結論が得られるでしょう。
転勤が決まった!持ち家の選択について
転勤が決まった場合、持ち家の選択肢は単身赴任、賃貸として貸し出す、売却する(仲介・買取)、空き家にして管理などがあります。それぞれの選択にはメリットとデメリットが存在するため、これらを理解し、自分たちに最適な方法を選ぶことが重要です。これにより、後悔の少ない選択ができるでしょう。
また、夫婦子なしだからこそ、じっくりと持ち家の選択について話し合うことも大切です。
ここでは、夫婦子なしで転勤が決まった際の持ち家に関する4つの選択について、詳しく紹介します。
単身赴任
夫婦子なしの持ち家で、転勤に伴い単身赴任を選択する場合、持ち家には配偶者が残り、そこでの生活が継続されます。
単身赴任を選択した場合、従来通りに持ち家の住宅ローンを返済する必要があり、さらに転勤先での生活費も加わります。転勤先と持ち家の二重生活となるため、大幅な負担増となる可能性があるため、単身赴任後の生活をしっかりとシミュレーションしておくことをおすすめします。
ただし、勤務先に住宅補助や帰省手当、生活補助などが用意されている場合もあります。この場合、単身赴任先と持ち家の両方の生活費の負担を軽減することが可能です。
単身赴任を選ぶ場合は、配偶者の理解と経済面をクリアした上で決断することが重要です。
賃貸として貸し出す
夫婦子なしで転勤が決まった場合、夫婦で一緒に引っ越し、持ち家は賃貸として貸し出す選択も検討できます。
賃貸に出すメリットは、家賃収入を得られることです。この家賃収入によって、持ち家の住宅ローンを返済でき、さらには利益も得られる可能性があります。また、転勤から戻った場合は、再び持ち家に住むことができます。
ただし、立地や間取り、家賃などによっては借主が見つからず、家賃収入が得られないこともある点には注意が必要です。
夫婦子なしで持ち家を賃貸に出す場合は、信頼できる実績豊富な不動産会社に依頼することで、良い条件で借主を見つけやすくなります。
売却する(仲介・買取)
夫婦子なしで持ち家がある場合、転勤に伴い家を売却する選択も検討できます。
売却するメリットは、まとまった資金が手に入る可能性があることです。また、新たな生活を始める際に、持ち家の心配をせずに済みます。夫婦子なしで転勤の場合、それが売却の決断を比較的容易にするでしょう。
ただし、通常、自宅売却の際には住宅ローンを完済しなければなりません。そのため、住宅ローンの残債と売却代金のバランスを考慮することが重要です。
また、持ち家の売却方法には、仲介で個人に売却する方法と業者に買い取ってもらう方法があります。複数の不動産会社や買取業者を比較して、信頼性や条件を検討し、最適な依頼先を選ぶことが大切です。
空き家にして管理
持ち家のある夫婦子なしで転勤する場合、空き家にして管理する方法も考えられます。
空き家のメリットは、持ち家についてあまり気にせず、子なし夫婦それぞれが住む場所を選択できることです(単身赴任で配偶者は持ち家とは別の家に住む、夫婦で一緒に引っ越すなど)。
ただし、空き家にしても持ち家の維持費(住宅ローン、固定資産税など)は発生しますので、生活費の二重負担や三重負担の可能性があります。また、空き家でも定期的な管理が必要であり、管理を怠ると防犯上の懸念や近隣トラブルのリスクが生じるため、注意が必要です。
夫婦子なしで転勤が決まり、持ち家を賃貸または売却に出すことが難しい場合は、空き家として管理していくという選択肢があることも知っておきましょう。
あきやの未来は売買と空き家管理のご相談を承ります
あきやの未来は、大切なお家の売買、空き家にする場合の管理のご相談を承っております。
売買では、仲介と買取に対応しており、お客様のご要望に適したお取引に対応しております。
持ち家があるにもかかわらず、夫婦子なしで転勤によりご自宅を手放す場合、非常にタイトなスケジュールで対応する必要があります。転居の準備の中で、売却手続きも同時に進めることになり、心身ともにご負担が大きく感じられる方は少なくありません。
私どもは不動産業界に長年携わり、これまで様々な「家」と「お客様」と出会ってきた経験がございますので、お客様のお気持ちに寄り添ってお話しを伺い、売却を進めさせていただきます。経験に基づいたアドバイスもいたしますので、お困りの事、ご不安の事がありましたらお気兼ねなくご相談ください。
もちろん空き家を選択した場合も、ワンストップでしっかりと管理をいたしますのでご安心頂けます。
夫婦子なしで転勤になった場合、持ち家の扱いをどうしたら良いのかお困りでしたら、お気軽にご相談ください。
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今回のコラムでは、持ち家有りで子なしの場合のご夫婦で、転勤が決まった場合の家に関する選択肢についてご紹介しました。子なしとはいえ、持ち家があるとお困りになってしまうご夫婦も多いかと思います。
夫婦子なしで転勤になった場合、持ち家の扱いに関して複数の選択肢がありますが、それぞれの選択肢にはメリットもあればデメリットもあります。
どの選択肢が最適なのかは悩ましいところではありますが、重要なのはご夫婦お二人がご納得された選択肢を選ぶことです。
夫婦子なしの持ち家をどうするかでお悩みでしたら、当店までお気軽にご相談ください。