不動産売却の費用の目安はいくら?かかる諸経費から引っ越し費用までご紹介!

2024年9月30日

不動産売却 費用 目安

不動産売却の費用の目安は?手続きにかかる諸経費をご紹介

不動産売却の費用の目安はいくらでしょうか。手続きにかかる諸経費をご紹介します。

  • 抵当権抹消にかかる費用

不動産売却にかかる費用として、まずは抵当権抹消にかかる費用が挙げられます。抵当権抹消とは、住宅ローンを借りる際に設定した担保を、ローン完済により抹消してもらうことです。抹消をしないと、金融機関が不動産を競売にかける権利を有したままになってしまうため、注意してください。

費用の目安は、司法書士へ依頼する場合は5千円から2万円です。個人で行う場合は、千円ほどで済ませられますが、手続きが難しいため、司法書士へ依頼することをおすすめします。

  • 住宅ローン返済にかかる費用

続いて、住宅ローン返済にかかる費用です。多くの方は、不動産を購入する際に住宅ローンを利用していますよね。不動産売却の際、住宅ローンが残っている場合は、一括返済の必要があります。手続きは、窓口・電話・ネットのどれかで行い、5千円から3万円を目安に費用を準備しておいてください。

不動産売却でかかる測量費用の目安

不動産売却でかかる測量費用の目安はいくらでしょうか。土地や戸建を売却する場合、測量費用がかかる可能性があります。売却価格を決める際に必要な情報である、面積や境界の測量を依頼します。

費用は、面積の大きさなどによっても異なりますが、50から100万円が目安です。

市や国が立ち合うかどうかによっても変わるため、注意してください。

測量は、売却の際必須条件ではありません。しかし、買主にとっては、購入のための判断材料になりますので、測量しておくことをおすすめします。

引越しにかかる費用の目安

引越しにかかる費用の目安も把握しておきましょう。現在住んでいる住居を売却する場合は、引越し費用がかかります。引越し費用の目安は、荷物の量によっても異なりますが、30万円程度でしょう。

家具を処分したい場合は、不用品回収費用も必要です。不用品回収費用は、10から50万円が目安です。

また、売却してから新居を購入する場合、仮住まいへの引越し費用に加え、仮住まいから新居への引越し費用も必要ですので、注意してください。

不動産売却にかかる費用は多岐にわたる

不動産売却にかかる費用は多岐にわたります。

まず、抵当権抹消にかかる費用があげられます。手続きが難しいので司法書士に依頼する場合が多く、目安は5千円〜2万円です。また、住宅ローンが残っている場合も多いでしょう。一括返済が必要で、手続きにかかる手数料の目安は5千円〜3万円です。

不動産売却前に測量費用がかかる場合もあります。目安は50〜100万円です。さらに、引越し費用も計算に入れておきましょう。目安は30万円程度で、不用品回収に10〜50万円かかる場合もあります。

事前に費用を把握して、スムーズな不動産売却を行っていただけたら幸いです。