旦那の転勤!持ち家の場合はどうしたら良い?
旦那の転勤で持ち家をどうしたら良いか相談に乗ってほしい、というお客様はよくいらっしゃいます。
旦那さんの転勤辞令から実際に転勤するまでの期間は、一般的に約2週間〜1か月です。
この短期間に、旦那さんをはじめご家族で今後の生活に関わるさまざまな重要な決断をすることになり、精神的にも負担が大きいことでしょう。
そして、ご家族の大切な思い出が詰まった持ち家をどうするか、短期間に決断するのは大変難しいことです。
今回は、旦那さんの転勤により持ち家をどうしたら良いかお悩みの方に向けて、不動産売買の経験が豊富なあきやの未来が選択肢をご紹介します。
旦那が転勤!持ち家の場合の選択肢について
旦那さんの転勤により持ち家をどうするか、その選択肢は以下の4つが挙げられます。
- 旦那さんの単身赴任
- 賃貸に出す
- 売却する(買取・仲介)
- 空き家にして管理をする
それぞれ選択肢にはメリットとデメリットがあり、旦那さんの転勤期間や住宅ローンの有無なども影響します。
もちろん、旦那さんだけではなく、奥さんやお子さんのご希望も考慮しながら検討することが大切です。
ここからは選択肢ごとに詳しくご説明しますので、メリット・デメリットについて十分ご理解いただいたうえで、ご家族で相談しながら慎重にお考えいただきたいと思います。
1.単身赴任
旦那さんが単身赴任をして、奥さんやお子さんが残る場合についてご説明します。
【メリット】
- 旦那さんだけが引っ越すため、奥さんやお子さんの生活環境を変えなくて済む。
- 住宅ローン控除が継続して適用される。
【デメリット】
- 二重生活となり経済的・精神的負担が大きくなる。
- 旦那さんとご家族とで離れ離れになることの精神的不安
単身赴任の大きなメリットは、旦那さん以外のご家族の生活環境が変わらないことです。
特に、受験や進学を控えているお子さんがいる場合は、単身赴任を選択されています。
そして、単身赴任を選択する場合、旦那さんが転勤していても、住宅ローン控除が継続して適用されることも大きなメリットといえます。
一方、デメリットとして、旦那さんは転勤先で賃貸生活、家族は持ち家での生活という二重生活に加えて住宅ローンの返済もあるため、経済的・精神的負担は大きくなります。
まだ小さいお子さんがいるご家族にとって、旦那さんがお子さんの成長を近くで見られないのは寂しいことでしょう。
奥さんやお子さんも、旦那さんと離れて暮らすことで、しばらくは精神的に落ち着かない日々になるかもしれません。
2.賃貸
旦那さんの転勤先にご家族もついていき、持ち家を賃貸物件として活用する場合についてご説明します。
【メリット】
- 家賃収入が得られる。
- 入居者が住み続けてくれることで持ち家の劣化を防げる。
- 戻ってきたときにまた持ち家に住める。
- 転勤しても住宅ローン控除の残りの期間内に再入居する場合、控除が再度適用される。
【デメリット】
- 入居希望者が見つからず、家賃収入が得られない可能性がある。
- 持ち家に一定の管理費がかかる。
- 転勤期間が終了しても、入居者にすぐに退去するよう要求できない。
- 貸している間は住宅ローン控除が受けられなくなる。
旦那さんの転勤先に移り住んでも、持ち家の家賃収入が入り、入居者に住みながら掃除してもらえれば劣化を防げます。
ただし、賃貸に出しても、固定資産税や不動産会社に支払う賃貸管理手数料など一定の費用がかかりますので、家賃収入といっても大きな利益は期待できません。
また、旦那さんの転勤先から戻る際に、持ち家に帰れる一方で、契約期間が終了するまでの仮住まいが必要になる可能性があることにもご留意ください。
3.売却
約3〜5年で転勤先から戻れる可能性が低いときは、売却することも選択肢の一つです。
【メリット】
- 売却によりまとまった金額が得られる。
- 持ち家の維持にかかる固定資産税などの管理費が不要。
- 旦那さんの転勤期間の変更にも柔軟に対応できる。
【デメリット】
- 売却の際には住宅ローンをすべて返済する必要がある。
- 売却の手続きにかかる諸費用や、相応の手間と時間を要する。
- 転勤から戻ってきたときに新居を探す必要がある。
売却によりまとまったお金が得られるため、新しいマイホームの購入や生活費、住宅ローンの返済に充てられます。
売却する方法には、不動産会社が仲介業者として買主候補を探す仲介売却と、買取業者による買取の2つがあります。
仲介売却の場合、市場価格で売却できる可能性は高いのですが、買い手がなかなか決まらないと精神的な負担がかかります。
一方、買取の場合は、買主候補を探す必要がないため仲介売却よりも早い取引が可能ですが、通常は市場価値よりも低い価格での買取となります。
もし一度不動産会社に売却をお断りされたことがある方は、次の記事もご確認ください。
どんな不動産でも買取が可能な不動産会社や業者の選び方をご紹介
4.空き家にして管理をする
旦那さんの転勤期間が短く、持ち家に戻る可能性があるならば、空き家として所有し続けるのがオススメです。
【メリット】
- いつでも持ち家に戻れる。
- 他人に使われなくて済む。
- 親族や管理会社に管理を依頼すれば劣化を維持できる。
【デメリット】
- 管理にかかる費用が発生する。
- 住宅ローン控除が受けられないため、金銭的な負担が大きい。
もし旦那さんの転勤期間が短くなっても、いつでも持ち家に戻れる安心感があるのは大きなメリットです。
また、賃貸や売却の場合はすべての家財を搬出しなければなりませんが、空き家としてそのまま所有する場合は、持ち家に家財を残した状態にしておけます。
しかし、居住者がいなければ建物や設備の劣化が進みますので、旦那さんや奥さんが定期的に転勤先から戻って清掃をするか、親族や管理業者などに依頼する必要があります。
最近では、空き家を管理してくれる業者が増えていますので、一度調べてみると良いでしょう。
売却、管理のことならあきやの未来にご相談ください
持ち家の売却や管理についてお困りでしたら、お気軽にあきやの未来へご相談ください。
旦那さんの転勤が理由で、今後持ち家をどうしたら良いのか、急な選択を迫られる方は少なくありません。
そのような方のために、あきやの未来では持ち家の売却だけでなく、空き家の管理にも対応しています。
ここからはあきやの未来がご提供できるサービスについて紹介します。
急な転勤でご不安になられている方、どうぞご安心ください。
あきやの未来には、きっとあなたのお役に立てることがあります。
あきやの未来が提供するサービスについて
あきやの未来では、「仲介売却」「弊社買取」「空き家管理」の3つの選択肢に対応しています。
ここでは、お客様から頂くご依頼内容と、それに適した持ち家の扱いについてご紹介します。
持ち家の扱い | お客様からのご依頼事例 |
仲介売却 | ・持ち家をできるだけ高く売りたい ・いくらで売るかはある程度自分で決めたい ・売却活動を弊社にお任せしたい |
弊社買取 | ・持ち家をできるだけ早く売却したい ・持ち家を素早く現金化したい ・リフォームや解体をせず、現状のままで買い取ってほしい ・金融機関と交渉する必要が生じた際は、代行をお願いしたい |
空き家管理 | ・建物内の通風・換気をしてほしい ・草刈りをしてほしい ・雨漏り等を確認してほしい ・近隣へ迷惑をかけていないか確認してほしい |
ローンが残っている場合にもご相談いただけます
持ち家の住宅ローンが残っているのならば、ローンの返済がネックになってきます。
持ち家の扱い方によって住宅ローンの取り扱いも異なります。
- 単身赴任の場合
住宅ローン控除はそのまま受けられますが、転勤先と持ち家とで生活費が二重にかかります。 - 持ち家を賃貸にする場合
住宅ローン控除が受けられません。 - 持ち家の売却する場合
ローンをすべて支払う必要があります。 - 空き家にする場合
住宅ローン控除が受けられません。
あきやの未来ではあなたにとって最適な選択肢をご提案しますので、お気軽にご相談ください。
あきやの未来は大切なお家の事を一緒に考えるお手伝いをいたします
あきやの未来はあなたの大切なお家に関するお悩みをサポートいたします!
今回の記事では、旦那さんの転勤が決まったときに持ち家をどうするのか、について解説しました。
旦那さんの転勤が決まったらすぐに、持ち家のみならずお子さんの学校のことなど決断することや手続きが山積みになることでしょう。
持ち家の扱いをどうするか迷われたら、考え込む前にあきやの未来(常総店・筑西店・坂東店・桜川店・つくば店)へ一度ご相談ください。
あきやの未来は不動産の取り扱い実績が豊富ですので、お客様に丁寧に寄り添いながら、最適な選択肢をご提案します。
ぜひお気軽に、下記お問い合わせ先よりご連絡ください。