離婚時に家が売れない!その理由と対処法について解説します!
離婚したくても家が売れないのは、どのような理由があるのでしょうか。
主な理由として、まず住宅ローンが残っている場合が挙げられます。住宅ローンが残っていると、金融機関の同意なしに勝手に売却できません。原則、住宅ローンを完済してから売却することになります。
また、夫婦間で売却に関する意見が合わない場合や、共有名義になっている場合も問題です。共有名義の場合、一方の同意だけでは売却が進まないことが多く、離婚時に家が売れない要因となります。
離婚時に共有名義の持ち家をお持ちの方は、以下の記事で詳しくご紹介していますので、参考になさってください。
離婚時に持ち家の共同名義をどう解消する?その方法と注意点について解説します
売り出し中の家が売れない場合の問題とは?
家を売り出しているのに「売れない」と感じている場合、その要因は主に売却活動にあるでしょう。
まず、マーケティングや広告の問題です。物件を広くアピールできていないと、潜在的な買い手に届きません。
また、適切な価格設定がされていない場合も、売れない要因になります。相場に合わない価格は、買い手を遠ざけてしまいます。
さらに、物件の状態が良くないと、内見時にネガティブな印象を与え、購買意欲を減少させてしまいます。内見時の対応も重要で、買い手に対して積極的で魅力的な提案ができていないと、購入につながりにくくなります。
特に、離婚を理由に家を売りに出す場合、急いで売却を決めることが多いため、これらのポイントを見落とすと、伊賀売れないという事態につながりかねません。売却活動を見直し、適切な方法でアプローチすることが大切です。
売れないときの対処法をご紹介
家が売れないと感じたとき、どのような対処法があるのでしょうか。
前述のとおり、離婚時に家を売りたいのに「売りに出せない」ケースや「売り出し中なのに売れない」ケースがあり、思うように進まず「このまま売れないと困る!」とご不安な方もいらっしゃることでしょう。
売れない状況に直面した場合、その原因を見直し、適切な対処を行うことが重要です。
ここからは、家が売れないときの具体的な対処法を具体的にご紹介しますので、売却をスムーズに進めるための参考になさってください。
住宅ローンが残っている場合の「任意売却」
離婚時に住宅ローンが残っていると家の売却は難しくなりますが、「任意売却」を利用するの方法があります。
任意売却は、住宅ローンの残債が売却価格を上回る場合(オーバーローン)、金融機関の承認を得て、市場価格で売却する方法です。任意売却を行うことで、ローンの返済が難しい状況でも家を売却し、借金の負担を減らすことが可能です。
ただし、任意売却を行っても、住宅ローンの残債が完済できない場合は、引き続き返済義務が残るため、その点には十分注意が必要です。任意売却については、金融機関にしっかり相談しながら進めましょう。
第三者の助けを借りる
離婚を理由に家を売りたい場合、夫婦間で売却に関する意見が一致しないことも少なくありません。
このような場合、プロの仲介者や第三者の助けを借りることが効果的です。弁護士やファイナンシャルプランナー、不動産会社などが、離婚時の家の売却に関して適切なアドバイスを提供してくれます。
特に、離婚が関わると感情的な対立が生じやすいため、第三者に介入してもらうことで冷静に進めることができ、スムーズに売却が進むことがあります。
売却価格や不動産会社を見直す
家が売れない要因の一つとして、売却価格の設定が適切でないことが挙げられます。
市場価格に合った価格設定がされていない場合、買い手が現れにくくなります。特に、離婚時には急いで売りたいという心理が働きがちですが、適正価格でないと結局売れないことがあります。そのため、不動産市場をしっかり調査し、売却価格を再設定することが非常に大切です。
また、依頼している不動産会社が販売活動に消極的な場合も、売れない要因の一つです。より積極的に販売活動を行ってくれる信頼できる不動産会社に依頼し直すことで、売却の可能性が高くなるかもしれません。
リースバックを利用する
家を売る必要があるものの、今の家に住み続けたい場合は、リースバックを利用する方法もあります。
リースバックとは、家を売却した後も、その家に賃貸で居住し続けることができる方法です。売却後の居住を確保できるため、離婚時に家を売る必要があっても、住み慣れた場所に住むことが可能です。
リースバックを利用することで、売却と居住の両立ができますので、家が売れない問題を解決できます。
ただし、リースバックはすべての物件で利用できるとは限らないため、不動産の専門家に相談し、利用可能かどうか確認することが大切です。
離婚時の財産分与と家の売却タイミングで注意すべき点は?
婚姻期間中に家を購入した場合、その家は財産分与の対象となります。
離婚による財産分与は、原則として贈与税や不動産取得税はかかりません。しかし、離婚前に財産分与を行ったり、配偶者に家を与えたりした場合、これらの税金が発生します。そのため、離婚や家の売却のタイミングは非常に重要です。
離婚前に家を売却すれば、離婚後に相手と連絡を取り合う必要がなくなります。しかし、感情的な対立が強いと売却に対する意見が一致せず、売却がスムーズに進まないこともあります。そのため、離婚前に家の売却を行う場合は、双方の合意を得て早めに手続きを始めることが大切です。
一方、離婚後に家を売却する場合、時間をかけて納得のいくまで売却活動を続けることができます。しかし、家が売れないと相手とずっと連絡を取り合う点や、相手と連絡が取れなくなった場合、いつまで経っても売れない状況が続く点には注意が必要です。
どちらのタイミングを選ぶかは、不動産市場や感情的な要素も考慮しつつ、慎重に決めましょう。
売れない家の扱いにお困りでしたら、あきやの未来にお任せください
離婚時に売れない家の扱いにお困りでしたら、あきやの未来(常総店・筑西店・坂東店・桜川店・つくば店)にご相談ください。
今回の記事では、離婚時に家が売れない理由や対処法について解説しました。離婚は精神的な負担が大きいため、ご不安なことがございましたら不動産会社などの第三者に介入してもらい、スムーズな売却を行いましょう。
あきやの未来では、仲介による売却だけでなく、買取にも対応しています。地域密着の不動産会社ですので、些細なお悩みごとも、どうぞお気軽にご相談ください。