資産整理とは不動産の相続対策になる
資産整理とは、所有財産を改めて把握し、一覧化しておくことや、必要に応じて売却し現金に換えておくなどの対応を行うことを指します。
「財産はないから、資産整理とは自分には必要ない。」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、財産が少ないからといって、資産整理を怠るとご家族の方々が困ってしまう場合があります。
ここからは、資産整理が必要な理由を2つご紹介します。
1つ目の理由は、財産や不動産の見直しができることです。
資産整理をすることで、忘れていた財産の存在に気づく可能性があるでしょう。
また、不動産はもちろん、骨董品やその他価値のある宝石などを整理でき、財産の見直しができます。
財産や不動産を見直すことで、ご家族の方々にしっかり財産を残せるでしょう。
2つ目の理由は、相続人が管理しやすいことです。
みなさんの財産は、ご本人が一番把握できていると思います。
相続人が存在を知らない財産があると、相続後に管理が難しくなるでしょう。
資産整理を行わないと、相続を終えるまでに時間がかかり、家族間の関係が悪化することもあります。
資産整理にはメリットあり！
資産整理とは、終活の際に行うことで多くのメリットがあります。
＊相続がスムーズになること
資産のなかでも不動産資産の場合、お金とは異なり分割するのが難しいです。
そのため、生前に不動産をお金に変えておくことで、分割が簡単になり相続がスムーズになるでしょう。
不動産として相続を行う場合よりも、トラブルが起こる可能性を減らせます。
＊相続人が税金を払う必要がなくなること
不動産は、そのままにしておくと維持費がかかります。
また、不動産のまま相続すると、固定資産税を払う必要があります。
不動産を売却することで、このような出費を減らせるでしょう。
生前に売却すれば、経年劣化による売却代金の低下も防げます。
不動産は、これらからもわかるように大きな金額のお金が絡む事柄です。
しかしそれと同時に、トラブルが発生しやすいものでもありますので、生前に資産整理についてご家族と話し合うべきでしょう。
終活のポイント！資産整理とはご家族との相談が大事
終活において資産整理を行うメリットについてご紹介しました。
特に、不動産の資産整理は相続時にメリットをもたらす可能性があります。
ご家族の方々と相談しながら、ぜひ一度、財産や不動産について、一度見直しをしてみてはいかがでしょうか。
ご不明点がございましたら、お気軽に当社までご相談ください。